こんばんは！
ウエディングプランナーの佐々木優果です。
2023年はめまぐるしく物事が進んでいき、あっというまに年の瀬です。
来年に向けての基盤となる軸を着々と創り上げていき、強固にしてきた時間。
ひとつひとつ棚卸がてら、振り返っていきます。
まず総じて2023年言えることは、「心から楽しかった！」の一言に尽きます。
担当させていただいた結婚式について。
これまでのプランナー人生の中で、こんなにもひとくみ一組に心を向けきることができたのは、初めてでした。
大きなきっかけをくださったのは、これからの人生一生忘れることはないであろう5月4日のインド人の新郎様と日本人の新婦様の結婚式。
これまでも国際カップルの担当はありましたが、いずれも完全日本式で、国らしさを出すとしても装飾などの目に見える物で“らしさ”を出すくらいで、その国の文化や習性、ものの考え方まで深く触れることはありませんでした。
5月4日のカップルでは、いままで同様にふたりのこだわりなどを聞いていくと、
結婚式という場は、お世話になった大切な方々が集まる場だからこそ「ありがとう」を伝えたい新婦様に対して、「ありがとう」をわざわざ表現することがないインドの文化で育ったため、感謝を伝えるとはそもそも何なのか？という新郎様。
新婦様同様に「結婚式は感謝を伝える場」と思っていた私の中で、文字通り衝撃がはしりました。
形だけで感謝を伝える時間を創ることは容易でしたが、人生で一度の大切な結婚式という時間を形だけで済ますことほど意味のないことはありません。
感謝を伝えるとは何に対して、だれに対してかを私の中でも改めて深堀り、結婚式を見つめなおした時間。
何日も何時間もおふたりと向き合って打ち合わせを重ね、双方の想いが通じた瞬間は言葉では表せられないぐらい嬉しい瞬間でした。
想いが通じあったおふたりが創った結婚式は、あまりにも愛に溢れたとても美しい時間でした。
常々、結婚式の大切さを語っている私ですが、この日を通して、
「あぁ、結婚式ってここまでもっと本気になれるんだ。本気になっていいんだ。」と大きく成長させてもらいました。
結婚式の楽しさ、美しさを深く感じさせてくださったおふたりと出会えたことは私の大きな財産です。
その後のひとくみ一組もじっくり振り返りたいところですが、とてつもなく長くなるのでまた別のブログで。
そして2023年はひとりの人間としても大きく成長させてもらいました。
リクルートが主催するウエディングプランナーのコンテスト、グッドウエディングアワード2023にて、約300組の中からファイナリスト8名に選出いただきました！
これまで、プランナーとして結婚式の価値、カップルとの向き合い方などを近場の人たちに発信することは多々あり、得意な事でしたが、
佐々木優果として出せるプランナーの存在価値とこれほどまでに向き合うことは初めてのことだったので、「私はプランナーとして何かできたことはあるのか？」という問いの答えを探すことは、正直とてつもなく心が苦しむ時間でした。(笑)
今までも、なんとなく「私は良いプランニングをしている(はずだ)。」と思っていましたが、明確な答えは持っていなくて、今思うと自分自身のプランニングスキルに深く触れることを避けていた気がします。
「私は何者か。」
ここまで自分と向き合う時間をくださり、「佐々木優果というプランナーとしての価値」を明確にしていただいた、このコンテストとカップル様、そしてCALARSの皆々さまへの感謝は一生忘れません。
このチャレンジの背中押しをしてくれたしゃちょうとまちこさん、本当にありがとうございました！！
コンテストを通して、佐々木優果として大きく成長できましたし、あの一夏の思い出は今振り返ると、まさに大人の青春だったなぁと感じます。
2023年は、ウエディングプランナーとして、佐々木優果として大きなきっかけがあった一年。私という基盤を広げ、固める年でした。本当に楽しかったなぁ。
2024年、CALARSとしても私としても大きく事が動きます！
たくさんのご縁がつながり、豊岡の市街地にあるTOYOOKA1925での結婚式をプロデュースさせていただきます！
大好きな豊岡という地で、結婚式の可能性を広げていけることが楽しみで仕方ありません。
2024年もたくさんのカップルと心から向きあい、人と人の心がつながりあう美しい結婚式を創っていきます！
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