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日常。

「嬉しいこと。」

こんにちは!
ウエディングプランナーの佐々木優果です。

大寒波もひと先ず去り、少し一安心ですね。
最近少しの雪解けとともに、とっても嬉しいことがありました^^

先日、ブライダル業界についての研究をされている高校生の方から、
いまのウエディング業界のことや、ブライダルプロデュースのことについて
ご質問をいただきました。
なかなか無い機会、こうしためぐりあわせはとても嬉しいぁと思います。

その高校生の方は、小さいときに参列した結婚式がとても記憶に残っていて
ウエディング業界に入りたいと教えてくださいました。
わたしにとって、仕事を決めるという事は人生の生き方を決めることだと思っているので
まずは結婚式という時間が、ひとりの人の気持ちを動かしたことがとても嬉しいです。
そして、彼女はただ憧れではなくナシ婚や婚礼数の減少により、業界自体が縮小しているという問題を、どう解決できるのかも考えていらっしゃることが、素晴らしいことですし嬉しいことでもありますし、わたし自身も変えていきたいと思っていることでもあり、そうした想いをもった方が、ウエディング業界に入りたいと思ってくださっていることも、とても嬉しいです。

これまでのブログでも、まだまだ「結婚式とはこういうものだ。」という固定概念が残りすぎているとお伝えしてきましたが、
実は実際の新郎新婦さまとお話をするとおふたり自身は
「新郎新婦が主役で高砂から全然動けないのはいやだ。」
「むしろふたりが主役ではなく全員にスポットライトがあたる時間にしたい。」
「ゲストもラフな服装で、気軽に全員が楽しめる時間にしたい。」
「お花の装飾はもっと自由にカスタムしたいけどパッケージしかないの?」
「衣装はもっとカジュアルで、おしゃれなものを着たい。」
とTHE王道昔ながらの結婚式、というところから少し外れつつあったりもします。
そして、そういった方々がかならず頂くのは
「それってそもそもできるんですか?してもいいことなのですか?」という質問。
くわえて、親御様から頂くのは
「それって一般的ではない事だからあまり良くない事ではないですか?」という質問。

わたしはこういった日常から、結婚式をしてくださるカップルやゲストの皆様、いわゆる受け取り手側にもっと自由であってもいい事、それは一般的ではない非常識(言葉がきついかもしれませんが)な事ではなく、ひとつのふたりの個性である事を伝え続けることこそ、大事なことだと思っていました。

そして、ウエディング業界のトップを走っている方々が業界自体を変えようと、
さまざまな講演会やディスカッションをされているのをみながら、
わたしがそこに入るのはまだまだだな、となんとなく感覚的に思っていました。

ですが、彼女の質問に答えていきながら、わたしがいま業界の概念を少しでも変えようと、受け取り手側のお客様に伝え続けることももちろん大事ですが、まだまだだと思って少し遠ざけていた講演会やディスカッションにも、もっと足を踏み入れてみるべきだなと、気付きをくれた時間でした。

私が彼女に伝えた言葉たちが、すこしでも彼女の力になれていたら嬉しいですし、
彼女の研究の発表をみた方々の意識が彼女の言葉を通して、少しでも変わっていくと良いなと思います。
そしてこうした気付きをくれた彼女や、お返事をわたしに担当させてくれた社長に感謝です。

豊岡、城崎、朝来などいわゆる但馬エリアで、これまでわたしが感覚的に遠ざけていた講演会やウエディングに携わっている人たちで集まるディスカッションができる場を創ってみることも考えながら、わたしも但馬エリアの業界の価値観が変わっていくように、引き続き楽しみながら頑張ります!

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